こんにちは、海外聖地巡りが趣味の紗月です。2022年の3月に、オランダ・ドイツのヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡りをしてきたので、その旅行記シリーズです。
モデルとなった場所の細かいポイントや、行き方、モデルルートなど「女1人で」行った経験から実際に行かれる方の参考になるように紹介します。
ドイツ・マンハイムのマンハイム選帝侯宮殿(英語:Mannheim Baroque Palace / 独語:Schloss Mannheim)は、人気アニメ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝の女学校のダンスシーンのモデルです。
ちなみに、女学校のモデル、ドイツのコッヘムからフランクフルトに移動し、そこを拠点にマンハイムとハイデルベルク(敵国・ガルダリクのモデル)を日帰りで行ってきました。
フランクフルト発→マンハイム→ハイデルベルグ→フランクフルト帰で行きましたが、これおすすめなので、ハイデルベルクはまた別の記事にします。
これまでのヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地巡礼記事のまとめは以下から↓
宮殿はアニメの世界そのままでした、以下レポです!
目次
マンハイム宮殿への行き方
まずはフランクフルト中央駅からマンハイム中央駅に向かいます。
ドイツ鉄道(Deutch Bahn)のアプリ、DBを使うと乗り換え検索からチケットの予約までできて楽です。(ドイツの鉄道は、日本のように一律料金でなくて予約時期によって値段も変わり、またSuicaのようなタッチ式で自動引き落としのようなものはありません。新幹線みたいにチケットを買う必要があります。)
私は8:56フランクフルト中央駅発→9:39マンハイム着のパリ行きICE(特急)に乗りました。
パリまで鉄道で行けちゃうのすごくないかヨーロッパ。12.9ユーロ!43分の旅です。
ついにマンハイム中央駅に!ドイツのHbfは中央駅という意味です。
マンハイム宮殿の聖地スポット
10分ほど歩いてマンハイム宮殿に到着。10時開館まで少し待ちます。
広場を囲んでコの字形をしています。外観だけだと全然ヴァイオレット感ない。
マンハイム大学が併設されているので、大学生らしき人たちが続々とやってきます。
宮殿で学ぶってかっこいい!
と思っていたら、早速聖地ポイントを発見。
①外にある回廊
正面から入ると、ちょうど広場は三面囲まれたように見えますが、入って右側の柱が並ぶ廊下部分が聖地ポイント!
ここ、女学校の背景でありましたよね?
開館してチケットを買います。大人は9ユーロ(2023年8月現在)
ちなみに受付でオーディオガイドを無料で貸してくれるので借りましょう。日本語ありませんが、英語はあります。ちなみに、月曜日は休館日なのでご注意を!
リュック持ってたので、デポジット式のコインロッカーを使うように言われました。
では出発!
②階段
まず吹き抜けの空間に入ると、階段が目に入ります。
これは…女学校のダンスに向かうところのシーンでは!
階段を登った先では、豪華絢爛な天井が見えます。素敵。
③階段の吹き抜け
2階にのぼると、そこは吹き抜けに。ここも聖地です!
ホールの様子、動画でもどうぞ↓
そして奥に行くとホールが見えてきます。
④騎士の間(Knights' Hall / Rittersaal )
こここそが、まさにダンスシーンのモデルの広間でございます!!
そのまんま映画の世界です。
動画だとこんな感じです↓
一つだけ違ったのが、天井の模様と、四隅の像。
外伝だと、「籠の中の鳥である」エイミーと対比的に、天井には大空を舞う鳥の絵が描かれていましたが、実際の天井画はギリシャ神話の一幕。
ペレウスが海の女神テティスと結婚するシーンが描かれています。ちなみにペレウスの息子は英雄アキレウスです。
聖地以外の見所
騎士の間を過ぎると実質聖地ポイントは終了ですが、豪華絢爛な貴族のお部屋がたくさん並んでいます。
まずは騎士の間を離れると、楽器の展示コーナーがあります。実際に音を聞けたりと、楽しい!
この先の宮殿は聖地ではないんですが、豪華絢爛な貴族の空間が続きます。資料の宝庫!
オーディオガイドを聞いていたらおもしろい発見が!
かつてこの宮殿に住んでいた、バーデン大公妃、ステファニー・ルイーズ・アドリアンヌ・ド・ボアルネ(Grand Duchess Stéphanie von Baden)は、サロンを開いていたそう。
そのサロンでは芸術家や知識人を集めたレベルの高い物で、彼女は特に女子教育に熱心だったとか。
ヴァイオレットの女学校のモデルはコッヘム城ですが、思いがけなく作品中の「女学校」との関連を見つけました。京都アニメーションさんはここまで知っていて、このお城を聖地にしたのか…気になりますね!
聖地ではないですが、色々なお部屋があり、資料としても見応えとしても最高でした、おすすめ!
下の階には宮殿の宝物等を飾っている資料館もあり、見応え満載でした。
しかし、この日の午後はハイデルベルクに行く予定なので、一応一周してから立ち去ります。
↓後半「ハイデルベルク編」に続きます。
インスタでも写真あげてるので、よかったら見てください!
https://www.instagram.com/viator_satsuki/
情報まとめ
※2023年8月現在の情報
マンハイム宮殿(Mannheim Baroque Palace)
アクセス:フランクフルトから電車(ICE)でマンハイム中央駅まで約45分
マンハイム中央駅から徒歩10~15分
開館:月曜日定休日、それ以外は10:-00~17:00 開館(入場16:00まで)
入館料:大人9ユーロ
公式サイト↓(英語訳あり)