【ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地巡礼】ドイツ・ハイデルベルク聖地まとめ&旅行記
こんにちは、海外聖地巡りが趣味の紗月です。2022年の3月に、オランダ・ドイツのヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡りをしてきたので、その旅行記シリーズです。
モデルとなった場所の細かいポイントや、行き方、モデルルートなど「女1人で」行った経験から実際に行かれる方の参考になるように紹介します。
ドイツ・ハイデルベルク城(英語:Heidelberg Castle / 独語:Schloss Heidelberg)は、人気アニメ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン本編13話にでてくる、ガルダリク帝国のモデルです。調印式のシーンの壁のところと、雪景色がカットとしてでてきますが、その聖地がこちらにあります。
ガルダリク帝国については公式サイトをご確認ください↓
http://tv.violet-evergarden.jp/world/
ちなみに、フランクフルトを朝に出発し、外伝の女学校のモデル・マンハイム宮殿に午前中、ハイデルベルクを午後で行ってくる弾丸旅でした。
具体的にはフランクフルト発→マンハイム→ハイデルベルグ→フランクフルト帰で行きましたが、これおすすめです。
マンハイム宮殿のレポは以下から↓
目次
ハイデルベルク城への行き方
前述の通り、この日の午前中はマンハイムに行っていたので、マンハイム中央駅からハイデルベルク中央駅に向かいます。時間はIC(日本の快速的な電車)で10分程度!近いのでこの2ヶ所は絶対セットでいくべきです。
ちなみに、私はこのとき「インターレイルパス」という日数制限だけあるヨーロッパ内の電車を自由に乗れるチケットをゲットしていました(コッヘム→コブレンツ→フランクフルト→マンハイム→ハイデルベルク→コッヘムの2日間用に)。青春18切符のようなもので、長距離移動あるなら断然おすすめです。
ヨーロッパ在住でないと「ユーレイルパス」を買うことになると思います。ヨーロッパ周遊する方はぜひ!
公式サイト↓
さっそくハイデルベルク中央駅につきました。
ハイデルベルクはマンハイムより「街全体が観光地!」というような雰囲気なので、時間があれば色々回ろうと思い、駅前の観光案内所で日本語ガイドを買いました。
計算して損なので私は使いませんでしたが。ハイデルベルクパスというハイデルベルクの公共交通機関&ハイデルベルク城のケーブルカーと城入場料がセットになったチケットもこちらで売ってるので、めんどうな人はこれでもいいのかも。
私は節約と景色を楽しみたいため、私は駅から20分ほど歩いてケーブルカー乗り場に向かいました。
ハイデルベルク旧市街を通って行きますが、とにかく街並みが美しい。天気も良くて歩きで正解でした。
ハイデルベルク城は山の上にあり、麓にはケーブルカーがあります。
ケーブルカー乗り場で、ハイデルベルク城の入場チケットを買います。
この入場チケットで、お城の全てのエリアに入れます!!ヴァイオレットの聖地は、この有料エリアにしかありませんのでご注意ください。
そしてケーブルカーを降りるとそこは…ハイデルベルク城!!
ハイデルベルク城の聖地
到着すると、早速目の前にはお城が広がりますが、豪華絢爛だったマンハイム宮殿に比べると、どこか退廃的でもの哀しいしような雰囲気があります。素敵!!
テンションを上げつつも、まずは聖地へと急ぎます。
橋を渡って奥へと進んでいくと…さっそく聖地です!
①ガルダリクのカットで出てくる壁
が見えてきました!
アニメのカットと合わせると…
13話そのまま!!
これ、場所がわからなくて彷徨いましたが、ドイツ薬学博物館(The German Apothecary Museum)の横にあるThe Ottheinrich’s Wingです。
この薬学博物館、とてもよくて、薬学だけでなく、ファンタジーとか魔女とか、そういうのに興味がある人にもおすすめなので、別記事にする予定です。
そして、この壁を通ってさらに奥へ行くと…
②ガルダリクの街並みのモデル、ハイデルベルク全景
2つ目の聖地、ハイデルベルク旧市街が一望できるスポットに出ます。
こちらは、ガルダリクの街並みのカットのモデルになります。
ガルダリクでは冬で雪景色でしたが、私の行った4月後半は新緑の季節でした。
そのまんまヴァイオレットの世界です!
動画で聖地スポットの雰囲気をまとめてみました↓
あまり時間がないのと疲れてしまって、3時間くらいで帰りましたが、ハイデルベルクとても良い街でした。「観光!」に特化している感じで、観光地が一つにぎゅっとまとまっているのでアクセスもよく、一度にたくさんのことが楽しめそうです。
1泊2日でここけでも全然楽しいと思います。
ヴァイオレットの聖地としては、カット2つ分ですが、ファンでなくても充分楽しいですし、カット以外のところも雰囲気があって素敵でした。
ハイデルベルク、推します。ぜひ!!
次はオランダのライデン(ヴァイオレットたちの住む国の名前だけモデル)探訪期を書きます。
アクセス情報まとめ
アクセス:マンハイム中央駅→ICで10分程度→ハイデルベルク中央駅駅→徒歩20分orバスでケーブルカー入り口へ→ケーブルカー→城門入り口到着
※フランクフルトからは電車で約1時間です。
地図
開館時間:9:00-18:00(最終入場17:30)
12/24, 25, 31のみ9:00-14:00 (最終入場13:30)
入場料:大人9ユーロ
※2023年8月現在の情報なので、詳しくは公式サイトをご確認ください
https://www.schloss-heidelberg.de/en/visitor-information
ケーブルカー:片道4.5ユーロ、往復7ユーロ
ハイデルベルク城入場券+往復ケーブルカーのチケットは14ユーロなので、こちらが1ユーロお得です!
以下ケーブルカー公式サイト↓
https://www.bergbahn-heidelberg.de/en/Tickets/Our-fares-/
【ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地巡礼】ドイツ・マンハイム聖地まとめ&旅行記
こんにちは、海外聖地巡りが趣味の紗月です。2022年の3月に、オランダ・ドイツのヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡りをしてきたので、その旅行記シリーズです。
モデルとなった場所の細かいポイントや、行き方、モデルルートなど「女1人で」行った経験から実際に行かれる方の参考になるように紹介します。
ドイツ・マンハイムのマンハイム選帝侯宮殿(英語:Mannheim Baroque Palace / 独語:Schloss Mannheim)は、人気アニメ、ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝の女学校のダンスシーンのモデルです。
ちなみに、女学校のモデル、ドイツのコッヘムからフランクフルトに移動し、そこを拠点にマンハイムとハイデルベルク(敵国・ガルダリクのモデル)を日帰りで行ってきました。
フランクフルト発→マンハイム→ハイデルベルグ→フランクフルト帰で行きましたが、これおすすめなので、ハイデルベルクはまた別の記事にします。
これまでのヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地巡礼記事のまとめは以下から↓
宮殿はアニメの世界そのままでした、以下レポです!
目次
マンハイム宮殿への行き方
まずはフランクフルト中央駅からマンハイム中央駅に向かいます。
ドイツ鉄道(Deutch Bahn)のアプリ、DBを使うと乗り換え検索からチケットの予約までできて楽です。(ドイツの鉄道は、日本のように一律料金でなくて予約時期によって値段も変わり、またSuicaのようなタッチ式で自動引き落としのようなものはありません。新幹線みたいにチケットを買う必要があります。)
私は8:56フランクフルト中央駅発→9:39マンハイム着のパリ行きICE(特急)に乗りました。
パリまで鉄道で行けちゃうのすごくないかヨーロッパ。12.9ユーロ!43分の旅です。
ついにマンハイム中央駅に!ドイツのHbfは中央駅という意味です。
マンハイム宮殿の聖地スポット
10分ほど歩いてマンハイム宮殿に到着。10時開館まで少し待ちます。
広場を囲んでコの字形をしています。外観だけだと全然ヴァイオレット感ない。
マンハイム大学が併設されているので、大学生らしき人たちが続々とやってきます。
宮殿で学ぶってかっこいい!
と思っていたら、早速聖地ポイントを発見。
①外にある回廊
正面から入ると、ちょうど広場は三面囲まれたように見えますが、入って右側の柱が並ぶ廊下部分が聖地ポイント!
ここ、女学校の背景でありましたよね?
開館してチケットを買います。大人は9ユーロ(2023年8月現在)
ちなみに受付でオーディオガイドを無料で貸してくれるので借りましょう。日本語ありませんが、英語はあります。ちなみに、月曜日は休館日なのでご注意を!
リュック持ってたので、デポジット式のコインロッカーを使うように言われました。
では出発!
②階段
まず吹き抜けの空間に入ると、階段が目に入ります。
これは…女学校のダンスに向かうところのシーンでは!
階段を登った先では、豪華絢爛な天井が見えます。素敵。
③階段の吹き抜け
2階にのぼると、そこは吹き抜けに。ここも聖地です!
ホールの様子、動画でもどうぞ↓
そして奥に行くとホールが見えてきます。
④騎士の間(Knights' Hall / Rittersaal )
こここそが、まさにダンスシーンのモデルの広間でございます!!
そのまんま映画の世界です。
動画だとこんな感じです↓
一つだけ違ったのが、天井の模様と、四隅の像。
外伝だと、「籠の中の鳥である」エイミーと対比的に、天井には大空を舞う鳥の絵が描かれていましたが、実際の天井画はギリシャ神話の一幕。
ペレウスが海の女神テティスと結婚するシーンが描かれています。ちなみにペレウスの息子は英雄アキレウスです。
聖地以外の見所
騎士の間を過ぎると実質聖地ポイントは終了ですが、豪華絢爛な貴族のお部屋がたくさん並んでいます。
まずは騎士の間を離れると、楽器の展示コーナーがあります。実際に音を聞けたりと、楽しい!
この先の宮殿は聖地ではないんですが、豪華絢爛な貴族の空間が続きます。資料の宝庫!
オーディオガイドを聞いていたらおもしろい発見が!
かつてこの宮殿に住んでいた、バーデン大公妃、ステファニー・ルイーズ・アドリアンヌ・ド・ボアルネ(Grand Duchess Stéphanie von Baden)は、サロンを開いていたそう。
そのサロンでは芸術家や知識人を集めたレベルの高い物で、彼女は特に女子教育に熱心だったとか。
ヴァイオレットの女学校のモデルはコッヘム城ですが、思いがけなく作品中の「女学校」との関連を見つけました。京都アニメーションさんはここまで知っていて、このお城を聖地にしたのか…気になりますね!
聖地ではないですが、色々なお部屋があり、資料としても見応えとしても最高でした、おすすめ!
下の階には宮殿の宝物等を飾っている資料館もあり、見応え満載でした。
しかし、この日の午後はハイデルベルクに行く予定なので、一応一周してから立ち去ります。
↓後半「ハイデルベルク編」に続きます。
インスタでも写真あげてるので、よかったら見てください!
https://www.instagram.com/viator_satsuki/
情報まとめ
※2023年8月現在の情報
マンハイム宮殿(Mannheim Baroque Palace)
アクセス:フランクフルトから電車(ICE)でマンハイム中央駅まで約45分
マンハイム中央駅から徒歩10~15分
開館:月曜日定休日、それ以外は10:-00~17:00 開館(入場16:00まで)
入館料:大人9ユーロ
公式サイト↓(英語訳あり)
(ファン史上初!?)【ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地巡礼】劇場版エカルテ島モデル、ギリシャ・フォレガンドロス島旅行記
はじめに
こんにちは、ヴァイオレット・エヴァーガーデン大好きな紗月です。ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地巡りが趣味です。
(参考: 外伝の聖地、ドイツ・コッヘムの旅行記↓)
2022年9月に、ギリシャのフォレガンドロス島に行ってきたのでその聖地巡礼レポとまとめです。
フォレガンドロス島は、劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンに出てくるエカルテ島のモデルではないかとファンの間で有名です(※公式発表ではありません)。
ネットで調べている限り、この島に実際に聖地巡礼したヴァイオレット・エヴァーガーデンファンは(知る限り)私が初です。なぜなら、英語でも日本語でも全く情報が出てこなかったので(涙)!!
「どうやったら行けるの?」
「実際の聖地はどんな感じなの?」
「アニメとの違いは?」
そんな皆さんの疑問にお答えします!
正直に言うと一人で全部調べて手配して巡るの本当〜〜〜〜に大変でした。
「もうこんな苦労を、他の人にはしてほしくない!」と思い記事にしました。
なので、現地に行ったからこそわかる細かいネタや観光情報も織り交ぜました。内容が長くなってしまった(8000字越え!)ので、目次で必要ならジャンプして読み飛ばしてください。
※劇場版のネタバレ注意です!!
※公式からモデル地の言及は一切されてません。そのため、ここで「聖地」としているのは、全て私の個人的な意見です。ご了承ください。
※写真は脚注があるもの以外全て私が撮影したものです。写真の無断転載・利用はやめてください
フォレガンドロス島とは?
・ギリシャのシクラデス諸島に属する島の一つ
・人口約500人の小さな島で、島民は皆知り合いのようです(現地民談)
・基本的な公共交通機関は、1日に数本しかない路線バスとフェリー
フォレガンドロス島は旅好きの間でもなかなか知られていないため、マニアの間では「ギリシャ離島の穴場スポット」「最後の秘宝」とも名高い島です。観光地化が著しいギリシャ離島のなかでも、「手付かずの"本物"のギリシャが味わえる最後の島」とも言われています。
訪れた個人的感想としては、
・観光地化されてない「本物」のギリシャの離島
・治安めちゃくちゃいい(体感日本よりいい)
・のんびりゆったり商売っ気なし
・フレンドリー、島民皆知り合い
・観光客少ない、ガラガラ
・美しい街並みと海+少し歩くだけで別世界
です。聖地関係なく、素晴らしい場所でした。普通に観光で訪れるのもおすすめです。
ちなみに、エカルテ島のモデルがフォレガンドロス島と特定されたのはこちらのふむさんです。御礼申し上げます。
よし、後は舞台探訪ガチ勢の皆さんが細かいところを特定してくださることでしょう!(他力本願)
— 【ふむ】🌸 (@01hum) 2020年9月22日
自分がエカルテ島候補に上げた島はギリシャの「フォレガンドロス島」と言う場所です。あくまで候補で確信している訳ではないので、その事だけは留意してください。#ヴァイオレット·エヴァーガーデン pic.twitter.com/YhLLJmF7Gz
聖地1 港のモデル
フォレガンドロスの玄関口は港(Karavostasi, Καραβοστάσι)!劇場版でも、ヴァイオレットが港に降り立ち、また帰国しようとする際にもよく出てきましたね。この港の雰囲気は劇場版とそっくりでした。
聖地2 港周辺の浜辺のモデル
ヴァイオレットとギルベルトが再会した浜辺をみつけようと、港周辺をウロウロしてみました。その結果、まさにこれ!という浜辺は一致しませんでしたが、こちらのVitsentzou Beach (Παραλία Βιτσέντζου)が一番近いかな、と思いました。
動画はこちらから見れます↓
行き方はこちら。
この「二人が再会した海のモデル」の考察をもっと深めたくて、私なりの意見をnoteに書いてみました。実際に現地に行って感じたかなり個人的意見なので、不特定多数の方に読まれるよりは、「それでも知りたい!」というファンのために書いたので有料にさせていただきました(現在期間限定特別に無料です)。もしよろしけばぜひ。
聖地3 チャペル ~ギルベルトの家モデル~
ギルベルトの家らしきもの(?)は、中心部のコラ(Chora)から歩いて15分程度の場所にあるΠαρεκκλήσι Τιμίου Σταυρούというチャペルです。劇場版とは階段のつきかたが違いますね。劇場版公式設定資料集に、エカルテ島の地図が書いてありますが、そこに載っているギルベルトの家とほぼ同じ位置にあります。
登ってみた動画は以下から見れます↓
場所はこちらから
聖地4 ぶどうの段々畑のモデル
劇場版では何かと「ぶどう畑」がでてきましたが、こちらのモデルになったらしき場所を見つけました。コラからチャペルに行く途中に右手側に広がっています。ただ、残念ながら使われている感じはなく、かろうじてオリーブの木、あとはよくわからない木で覆われていました。ぶどうは一切ありませんでした。
段々畑(東側)の上には道路が通っていました。道路挟んだ向かい側(西側)は切り立った崖になっています。つまり、劇場版のように、段々畑側に美しい夕日が沈む、という光景は見られません。
少し風景は違いますが、なんとなくヴァイオレットが島を去る日にホッジンズと歩いていくブドウ畑沿いの道と同じような雰囲気です。
場所としてはこのホテル↓が面している一本道全体が、こんな感じの風景が続いています。
聖地5 段々畑にある建物 ~学校のモデル?~
コラからギルベルトの家まで行くのは一本道ですが、そこに行く途中に段々畑があります。その途中に、建物を二、三件みつけました。この幾何学的な建物…エカルテ島の学校に似ていませんか??位置的には、設定資料集の学校がある場所と近いです。ここもモデルにしたのかな?
調べてみたらホテルみたいです。
聖地6 雨上がりの島の背景
エカルテ島で嵐が来た翌日の印象的なシーン。ゴツゴツとした島の沿岸部が印象的なこちらは、ギルベルトの家を通り過ぎた場所にあります。撮影スポットらしく、少し車を止められるようなスペースがあるのでわかりやすいです。
動画も撮りました↓
聖地7 郵便局
フォレガンドロス島には郵便局があります。こちら、デイジーが訪れた際のカットから、ほぼ間違いなくモデルだと思われます。島時間で開いている時間が短いので中に入りたい人は要注意!
劇場版よりも、塀と建物の距離が近い気がしましたが、概ね似ています。
ちなみに、その隣にはフォレガンドロス唯一の学校もあります(ネットで調べた限り)。が、ここの建物の雰囲気から、モデル地ではないのかな、と感じました。ちなみに、この学校と郵便局の裏手にバス停があり、島各地への貴重な公共交通機関となっています。
学校の位置はこちらから↓
聖地8 灯台
フォレガンドロス島の灯台は一つしかありません。Aspropounta Lighthouse
(Φάρος Ασπροπούντας)というところです。
コラからの行き方は
郵便局の裏のバス停→(バス)→アガリビーチ(Agali beach) →(フェリー)→リバダキビーチ(Paralia Livadaki/Παραλία Λιβαδάκι)→(徒歩ハイキング30分近く)→灯台
という長丁場です!!!
フェリーはIsland Spiritという会社のものを使いました。Agali beachのフェリー乗り場のところにスタッフさんがいるので、灯台に行きたいと行って交渉しました。
基本的には1時間半後にお迎えに来てくれることが多いですので、お迎えの時間確認はしっかりと!フォレガンドロス島のビーチは、全体的に崖が急で海側(フェリー)でないとたどり着けないことも多いので交渉はスムーズでした。
フェリー会社リンク↓
About us - Boat Service in Folegandros - Island Spirit
さっそく出発、フェリーの風が気持ちいいです。
フェリー中の動画はこちらから↓
リバダキビーチはフェリー乗り場がないので、直接水の中にドブんとして上陸。
ここからこの急斜面を上ります。
青い印がところどころにあるので、それを頼りに登っていきます。
この青い印、行きはまだいいんですが…帰りで見失い、危うく降りられなくなりました、ご注意を!!
ここ、本当に修行の域なので、健康上不安のある方、高所恐怖症の方、軽装の方は絶対止めましょう。生半可な覚悟では無理です!!!
やっと到着。急な斜面でフラフラです。
🌸放送中🌸
— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) 2022年11月25日
劇場版 #ヴァイオレット・エヴァーガーデン#金曜ロードショー
エカルテ島の灯台
この灯台は住み込みタイプ、構造や生活文化も美術背景スタッフが研究し設計します🎨
✅美術背景画集https://t.co/2bsq1UTKT7 pic.twitter.com/WyAPjGp4re
劇中の灯台とは少し雰囲気や形が違いますが、聖地と考えて問題ないでしょう!!!
動画でも撮影しました↓
位置はこちら↓…ですがグーグルマップだと行き方全く出てこないので、私のブログ見た方が迷わないと思います(笑)。宿のご主人すら行ったことなく、フェリーのスタッフに聞いてやっとわかったので。
・上陸する際足が濡れるので、ショートパンツを履いていくといいかも。もしくは下に水着でビーサン持ってくとか。
・たっぷりの飲料水と帽子とサングラス、できれば日傘も忘れずに。水は絶対1L、500mlだと足りません!!10月なのにあまりの日差しで熱中症になりかけました。なのにリバダキビーチにお店などは一切ありません!
・足元が岩だらけなので登山靴だとなおよし。(私は登山靴で本当によかったです、底が薄いスニーカーだと岩がゴツゴツすぎて厳しいかもしれません)
帰りは アガリビーチで宿のご主人おすすめのギリシャ料理レストラン、"Pasithea Restaurant"でランチ。漁師のオーナーがその日採れた新鮮な魚を提供してくれます。今日採れた魚を聞いたら、厨房に連れて行ってくれて、好きな魚を選ばせてくれました。おすすめに従い、friedにしてもらって食べました。美味しくて有名なのも納得!
上陸する際足が濡れるので、ショートパンツを履いていくといいかも。たっぷりの飲料水と帽子、できれば日傘も忘れずに。足元が岩だらけなので登山靴だとなおよし。10月なのにあまりの日差しで熱中症になりかけました。リバダキビーチにお店などは一切ありません!
聖地9 パナギア教会 ~デイジーが灯台へ登る道(?)のモデル~
コラの中心街より少し北側にパナギア教会、Church of Panagia (Virgin Mary) Folegandros (Εκκλησία Παναγίας της Φολεγάνδρου)があります。この教会自体は何かのモデルではないんですが、この道、どこかで見覚えありませんか?
…そう、デイジーがエカルテ島を訪れたときに、灯台に向かう時に歩いた、あの道のモデル!です!ここは街からすぐなので登ってみました。
景色がとっても綺麗です。ちなみに、こちらで見えている畑が、葡萄畑のモデルの段々畑です。先ほどとは逆に海側から見てることになります。
教会に到着、ここからの眺めも最高です。
教会からの眺めも絶景です。港も見えるので、灯台以外の聖地はほぼほぼ見渡せる穴場です!(肉眼で見えるかは微妙ですが)。
見方によっては、この教会の立つ丘に灯台をくっつけたハイブリッドが、劇場版の灯台、ということになるかもしれません。
聖地10 夕日が綺麗に見える場所
ギルベルトの家のモデルのチャペルをもっとずっと行くと、島のくびれた部分、道を挟んでちょうど東側と西側の海が同時に見渡せる部分に出ます。直接なにかのモデルというわけではなさそうですが、ギルベルトと老人の畑のシーンなどのモデルかな、と推察してます。
こちらが劇中の夕日のシーンで…
♪みちしるべ
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) 2022年11月25日
クライマックスには、TVシリーズのエンディング「みちしるべ」が映画劇伴として改めて制作されました。音楽のEvan Callさんは、元々ある曲をシーンに合わせるのは大変だったそうですが、奇跡的に気持ちいい流れでハマったと語っています。(劇場パンフレットより)
#金曜ロードショー pic.twitter.com/yoGK8fpjCb
こちらが私が撮った夕日。
そっくりですよね!!???
場所としては美術背景の聖地とほぼほぼ同じ場所なので、同じ地図を載せておきます。どちらにせよこの一本道沿いなので、ベストスポット探してみてください!
聖地11 劇場特典のポストカードの風景モデル
こちらのポストカード、ファンの皆さんならお馴染み、映画館での入場特典です。https://twitter.com/cinemaJandB/status/1414916152485056515?s=20&t=j0N84N6gWTzgzmWApfAilg
ポストカードでは港が左手、ヴァイオレットとギルベルトは緩やかな坂道を登っています。
…ということは、港からコラへの道のどこかだ!と辺りをつけ、歩いてみることにしました。
火星のような世界が広がります。
たぶんここかな?いかがでしょうか?
横に動物横断注意の標識があるところです。
動画はこちらで↓
ただ、この辺は全体的に切り立った崖に囲まれており、視界は狭いです。ポストカードの景色そのまま、というわけではなさそうです。
なんとなくの位置情報を載せておきます。目標は標識!!↓
現地に行って初めて気づいた「エカルテ島」と「フォレガンドロス島」の決定的違い
ここまで記事を書いて意外かもしれません、実際に現地に行ってみた感想としては「意外と似てない…!」でした。段々畑や学校、ギルベルトの家の位置関係は似てるんです。設定資料集の島の形もまさにそのままだし。
でも、決定的に違うところが「地形」でした。
劇場版のイメージだと、フォレガンドロス島は「てっぺんが平らな」島なのではないかと思います。いわばホールケーキのような。海への讃歌のシーン、葡萄畑沿いに歩くヴァイオレットとホッジンズのシーン、学校の門のシーン、段々畑の下の平な部分で話すギルベルトとディートフリートのシーン…畑自体以外は全部平地でしたよね?
…あえて言います、そんな地形、フォレガンドロスにはありません!!!!!!!
フォレガンドロス、乱暴に言うと、全体的には三角錐形の山がどん!どん!と並べられて島になっているような形です。街とか道は、その隙間の警告や斜面のヘリにあります、つまりだだっ広い平な場所がほとんどない!!!!
そのため、全体的には、「え、こんなアップダウン激しくて、山が迫ってるの??」という印象を受けると思います。なので外伝の聖地コッヘムのような完璧な再現というよりは、モデルは一つではないか、実際にある場所をただ完璧にコピーするのを避けた印象を受けました。
また、街と方角の位置関係についても違うところがありました。こちらの詳しい考察もnoteに詳しく書いてあります。
フォレガンドロス島への行き方
フォレガンドロス島には空港がないのでフェリーで行くしかありません。基本的には
の2パターンがあります。私は船酔いしやすいのと「世界一の夕日」で名高いサントリーニ島にも行ってみたかったので、①のルートにしました。サントリーニ島からのフェリーだと約1時間で着くので、アテネから行くよりフェリー時間が短かったので。
フェリーの予約は、こちらのseajetという会社でしました。
予約するときに登録メールにQRコードのついたチケットを送る設定が選べるのでこちらがおすすめ。他だとチケットを事務所に取り行くとかなので…。
乗船時にスタッフに見せます。基本的に普通席なら"silver"のチケットにすれば大丈夫です。
荷物制限があるので気をつけましょう!
フォレガンドロス島での宿泊は?
フォレガンドロス島の中心街はコラ(Chora)。こちらに宿を取るのがおすすめ。結局ここからバスやレストランが集結しているので何かと便利です。そして何より、ここから行ける聖地が多いです!!!!
私はAmpelosという商店街が立ち並ぶ辺りから5〜10分歩いたところにあるホテルに泊まりましたが、こちら最高でした!プール付きのコテージのわりにはお値段お手頃ですし(フォレガンドロス島自体がリゾート地価格なので格安宿やホステルは存在しない)、何よりオーナーご家族が気さくでとっても親切!一人旅で来ていた私にもよく話しかけて気にかけてくださいました。おすすめです。
こちらが公式サイトです↓
https://www.ampeloshotel.com/en/index.html
ワンポイントアドバイス
フェリーを降りて港からホテルに向かう際は、宿からの送り迎えを頼みましょう。公共バスは一日数本とかなのでおすすめしません。無料で送り迎えしてくれるホテルも多いです。
実際の旅程公開
私の実際の旅程ですが、諸事情によりトルコに滞在していたため、イスタンブール空港から出発しました。日本からだと、どこかでドイツのフランクフルト空港経由で行くと、アニメ版や外伝の聖地も巡れると思います。
1日目:【イスタンブールからサントリーニへ】
イスタンブール空港(IST)→アテネ国際空港(ATH) by飛行機
アテネ国際空港(ATH)→サントリーニ島空港(JTR) by飛行機
サントリーニ島空港(JTR)→中心部フィラのホステル by路線バス
サントリーニに一泊
2日目:【サントリーニからフォレガンドロスへ】
中心部フィラのホステル→フェリー乗り場のあるアティニオス港 by路線バス
アティニオス港→フォレガンドロス島 byフェリー
港→ホテル byホテルの送迎
この時点で午後だったので歩いてすぐの中心部コラに行って終わる
3日目: 【港関係の聖地特定に挑戦】
コラ→港のKaravostasi by路線バス
港周辺を歩き再会した海の特定をしようとする。
帰りは二時間弱炎天下の中歩いてポストカード聖地の特定に挑戦。
(暑くて危険なのでおすすめしません、覚悟ある人だけどうぞ)
4日目:【灯台と夕日の聖地特定】
コラ→アガリビーチ by路線バス
アガリビーチ→リバダキビーチ byフェリー
リバダキビーチ→灯台 by徒歩
灯台→リバダキビーチ by徒歩
リバダキビーチ→アガリビーチ byフェリーのお迎え
アガリビーチでランチ
アガリビーチ→コラ by徒歩
コラのレストランで夕食
5日目:【コラの聖地と丘の階段】
最終日はコラでずっと過ごして、パナキア教会に行ったりお土産買ったりしました。
6日目:【フォレガンドロスからサントリーニへ】
コラ→港 byホテルの送迎
港→サントリーニ島 byフェリー
サントリーニ島空港(JTR)→中心部フィラのホステル by路線バス
7日目:【サントリーニから旅立ち】
早朝の路線バスでサントリーニ空港に向かい、ギリシャを旅立ちました。
(このあとも日本に帰らず別の国に行ったのでそれ以降は省略)
モデルプラン
そもそも聖地自体が特定されていなかったので、フォレアガンドロス島には5泊6日とかなり日程に余裕を持った旅程でした。
ポイント
・灯台に行くのが1日かかりますが、その他の聖地は港以外は比較的まとまっています。
・私は徒歩で頑張りましたが、ドンキーバイクという四輪のゴツいバイクやレンタカーを借りている人も多かったです(私は運転できないので検討せず)。
・時間がない人はこれ使ってぱぱっと巡るだけならもう丸一日、つまり3泊4日あれば回れると思います。港からコラも車なら15分くらいなので。
ただし!!
ギリシャ離島の飛行機やフェリーは天候による影響を受けやすく、結構や遅延が多いです!
余裕を持った旅程に越したことはありません!!実際私はサントリーニに向かう飛行機便が遅延しました! もしその日にフォレガンドロスに向かうフェリー予約してたら乗れなかったのでゾッとします。
最後に
ここまでお読みくださり、本当にありがとうございました。よくぞ8000字越えの超長文を…ここまで辿りついたあなたは偉い!!!
「なかなか行けない海外の聖地、少しでも行った気分になってほしい」
本気で行きたい方には、「全く情報のない聖地…だけど、日本人でも、女一人でも、行けるんだ!」とハードルを下げたくて、そして「私の後に行く方が、少しでも現地で快適に聖地を巡れたら」と思って書きました。
一人でも、少しでも皆さんの参考になったなら本望です。
最後に、フォレガンドロス島の聖地特定をはじめ、聖地情報や考察を公開してくださった多くのファンの皆様、そしてこの素晴らしい作品を生み出した、京都アニメーションの皆様に御礼申し上げます。
現在記事のニーズを調査中なので、もしよいと思ったら↓で星つけてくださると助かります。よりよい記事にしたいので、ご感想もお待ちしています!(Twitterでもインスタでも結構です)
【ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地巡礼 】外伝モデル、ドイツ・コッヘム聖地まとめ&旅行記
はじめに
2022年4月にヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝の聖地、ドイツのコッヘム(Germany, Cochem)に行ってきました。
「モデルになった場所は具体的にどこ?」
「どうやって市内を巡るの?」
という疑問に、全て個人手配で旅した私の視点でお答えします!これを読めば、一人で、ツアーを使わなくても巡れるように書きました!
目次
・この記事は外伝のネタバレだらけです!自己責任でお読みください!
・著作権の問題から、一部公式が発表しているものを除き、アニメの画像自体の引用や利用は行いません。シーンの説明を記載することで対応しています。見辛いかと思いますがご理解ください!
コッヘムへの行き方
出発はコブレンツから
前日は、交通のアクセスがよい, ドイツのコブレンツ(Koblenz)という街に宿を取ったのでそこから出発です(別記事で、日本から行く際のモデルプラン、コブレンツはどんな街なのかも載せる予定です!)コブレンツ中央駅(Koblenz Haupybahnhof/ Koblenz Hbf)からコッヘムまでは直通電車で約一時間、ひたすらモーゼル川沿いの景色を眺めながら行きます。
電車の乗り方
ドイツでは基本的に改札がないので、あらかじめ切符を買っておく必要があります。車掌さんが来た時に確認してもらう、日本の新幹線みたいなスタイルです。私はドイツ内の聖地を巡るため、Eurail というヨーロッパ周遊用のチケットで「一ヶ国乗り放題用(今回はドイツ内周遊用)」をオンラインで購入していました。
ユーレイル公式サイト↓
ユーレイルパス | ヨーロッパの人気レイルパス | Eurail.com
コッヘム駅
コッヘム駅は、コッヘム中心地街の近くにある小さな駅。歩いてすぐに中心地があります。そしてこの中心地、外伝でテイラーとベネディクトが一緒に郵便配達をした街並みのモデルになっています。
駅から少し歩いてモーゼル川沿いを散歩。のどかでリラックスできます。コッヘム城もバッチリ見えます!
動画はinstagramの方でご確認ください
景色としては以下のピンあたりのモーゼル川沿いです。
では中心街に戻って、聖地を巡ってみます
テイラーとベネディクトが配達した場所のモデル、中心街
中心街にはかわいらしい家が立ち並び、路地同士が入り組んでいておとぎの国みたいです。
Branntweingässchen
こちら、Branntweingässchenというあたりにあります。建物は外伝そのままでしたが、外伝では壁から壁へ洗濯物が干されていました。このような風習はドイツではなく、スペインやイタリアなど地中海沿いの国が多いです。ライデンは色んな文化が入り混じった国、という設定というのを資料集で拝見したことがあるので、敢えて色んな文化圏の要素をミックスさせているのかな、と思いました。
Alte Gutsschänke
こちらはガストロパブ(ガッツリ食事もできるパブ)ですね。テイラーが階段を登っている姿が見えて来そうです。
Boutique Hotel Lohspeicher Garni
こちらはBoutique Hotel Lohspeicher Garniというホテルが面している小さな道で撮りました。植物の感じなどが外伝とは少し違いますが、建物の感じはそっくりです。
その他街の様子
路地から路地へ渡り歩いていると、あまりにも外伝の風景にそっくりで今にもテイラーとベネディクトが出て来そうな気がします。
突然目の前に階段が見えて来ました!ベネディクトとが階段を下るシーンのモデルなのか…?外伝の当該シーンでは奥にカラフルな建物が見えましたが、こちらはそんなことないので、確証が持てません…。でもここ以外で中心街で階段見かけませんでした。
そして坂道を登っていくと…
コッヘム城が見えて来ました!
女学校の外観モデル、コッヘム城
コッヘム城、別名ライヒスブルグ城は、外伝の女学校のモデルになりました。先ほどの中心地の隣にある、丘の上に建っています。中心地から15分程度の上り坂ですが、美しい景色を眺めているとあっという間です。(ちなみに、女学校の内装のモデルはドイツのマンハイム城です)
コッヘム城無料エリア
こちらがコッヘム城の入り口!ヴァイオレットが女学校を訪れる外伝の冒頭のシーンそのままですね!
この門を入ってすぐにガーゴイルとモーゼル川を見渡せるエリアがあります。
ガーゴイルも冒頭のシーンで出て来ましたね。このエリアとその向かいにある土産物店しか、無料で入れません。ここより先、コッヘム城内部は、有料ガイドツアーを使う必要があります!!!
コッヘム城内部ツアー
ツアーは英語とドイツ語があり、時間によって違います。2022年11月現在では、1人7ユーロで約40 分のツアーです。基本的には30分は余裕を持ち、早めに到着してツアーに申し込みましょう。土産物店の中で申し込めます。
(公式サイト)
https://reichsburg-cochem.de/guided-tours/?lang=en
私が行ったときは朝イチのツアーにしました。なんとなくゲートの前でちらほら集まり出す感じです。ただしここで問題が…
英語のツアーのはずなのに、ガイドさんがドイツ語で話し出しました。
「おいおい、別のツアーか!?」と思ってガイドの人に話しかけたら、ツアー直前に、周りの人に「皆どこからきたの〜〜??あれ、この辺?あ、みんなドイツ人ね!じゃ英語ツアーの時間だけどドイツ語にしよっか」って会話がドイツ語であったみたいで、ドイツ語わからない私は気づかなかった??らしい。「私は日本人だから英語でやってくれ!!」と主張して、無事ドイツ語のあとに英語でも私一人のために説明してくれることに。日本語のガイド(紙一枚で各部屋の説明書かれてる)ももらいました。なので、最悪英語がわからなくても、どうにかなります!!
ガイドさんは英語通じるので、おかしいと思ったら躊躇わず主張しましょう(笑)!!
以下内部の貴重な写真です↓
全体として、コッヘム城の外観は外伝のモデルそのままでしたが、内部は似ていない(モデルになっていない)と感じました。でも、ツアー自体がとても楽しいので絶対に参加するべきです!
次々に場所を移動するので、シャッターチャンスをお見逃しなく!
冒頭シーンの風景モデル、リフトからの眺め
こちらの風景は、Pinnerkreuzという展望台からの景色。中心街から少しだけ10分ほど歩いたところにあるリフトに乗って行きます。スキー場のリフトみたいな感じです。
動画ver.はこちらからどうぞ↓
で、こちら、問題なのが…険しい道?を歩くこと!こんな感じで狭くて崖に面した道をえっちらおっちら登っていきます。
そして見えてくるのがこちらの十字架!こちらが展望台Pinnerkreuzです!
絶景です!が足元があまりに急で狭くて、とても怖かったです(笑)
動画で展望台からの眺めを撮りました
展望台の地図はこちら↓
リフトの公式サイトはこちらから↓
https://www.cochemer-sesselbahn.de/index.php/chair-lift
おまけ ~ランチ~
ランチは中心街近くで偶然見つけたドイツ料理レストラン、Gaststätte Nossでお昼をとりました。ご飯も比較的リーズナブルで接客も良かったです。大きめなので席数に余裕があります。おすすめです。
まとめ
コッヘムは、全体的にゆったりしていて、観光客もそこまで多くなく、街並みも美しくユニークで、聖地関係なく一度は訪れてほしいと思える街でした。主要都市から少し遠いですが、モーゼル川沿いの景色を楽しめる鉄道で、ぜひ行ってみてください。Googleストリートビューではカバーされていない箇所も多く、訪れたからこそわかる魅力も沢山あります!
ファン視点からすると、景色や建物の外観は外伝に出てくるの建物そのままですが、インテリアや文化等は完全なコピーではなく、意図的に様々な地域のハイブリッドにしてるという印象を受けました。ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地は、全体的にそのようなところが多い気がします。
このあと、夕方の電車でコッヘム→コブレンツ→フランクフルトへ移動しました。約4時間の旅。
で、翌日からはフランクフルトを拠点に女学校のダンスシーンのモデル、マンハイム宮殿に行きました。そのときのレポはこちらからどうぞ↓
ガルダリクのモデル、ハイデルベルクに行ったときのレポはこちら↓
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!少しでも皆さんの参考になれば幸いです。現在記事のニーズを調査中なので、もしよいと思ったら↓で星つけてくださると助かります。ご感想もお待ちしています。
劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン、日英吹き替え比較
はじめに
こんにちは、劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンは映画館で10回以上観た紗月です。
Netflixで英語吹き替えを観た時に、日本語版とかなり訳が違うと気がつきました。
素人ながら、聞き取れた英語と日本語のセリフの違いを比較して表を作ってみました。
※本記事は劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンのネタバレしかありません、未視聴の方は絶対に読まないでください!!
※英語字幕と英語音声で、かなり違いました。専門家ではない私が耳で聞いただけで再現しています、多少違うところはあると思いますがご容赦ください。
比較表
それでは早速比較の表です!
シーン説明 | 日本語セリフ | 英語セリフ和訳/解説 | 英語セリフ原文 |
---|---|---|---|
ギルベルトとヴァイオレットが戦時中に分かれたシーン | 生きなさい | mustではなくhave to を使っているので、同じ「生きなければならない」でも、より「個人の意見より「義務」のニュアンスが強くなっています。 | Vilolet, you have to live. |
ギルベルトに手紙を書いているシーン | いつかこの手紙が届くことを願って。 | 「願う」で、実現可能なhopeではなくお祈りや次元可能性が低い時に使うwishを使っている。 | I wish someday this letter will reach you. |
ユリスとヴァイオレットの指切りシーン | 指切り | 小指の約束 | pinky promise |
エカルテ島での海への讃歌独唱シーン | 今も過去も未来も包み、揺蕩うあなたに身を委ね、 | 私たちは、自分の体を完全にあなたに委ねます。現在も、過去も、未来も。 | We fully entrust our bodies to you. In the present, in the past, and in the future |
ホッジンズが叫ぶシーン | この大馬鹿野郎!! | ギルベルト、この愚か者!! | Gilbert you are idiot!!! |
葡萄畑で大佐のセリフ | だが、今は麻袋に詰め込んでお前をヴァイオレットの前に放りだしたい気分だ。 | でも今は、お前をスーツケースに詰めて 引きずって行って、ヴァイオレットに対面させたい。(そしたらお前も)自分でやらかしたこのゴタゴタを 解決できるだろ。 | But now, all I wanna do is stuff you into the suitcase and drag you off to see Violet, so that you can fix this mess you've made. |
ヴァイオレットの手紙 | 愛してるを、ありがとうございました。少佐が愛してると言ってくださったことが、私の生きていく道標になりました。そして、愛してるを知ったから、愛してるを伝えたいと思いました。 | 愛してるをいただき、ありがとうございました。少佐が愛してると言ってくださったことが、私の生きていく道標になりました。そして、愛してるを学んだから、私も「あなたを愛してます」と伝えたいです(注1)。 | Thank you for giving me those words, I love you. Hearing you tell me I love you, it's become a guiding light in my life. Now, since I've learned " I love you", I want to tell you that I love you too. |
ヴァイオレットの手紙 | 少佐、ありがとうございました。今まで、本当にありがとうございました。 | 少佐、あなたは私が思っている以上に私の人生を変えてくれました。ありがとうございます すべてに感謝します。 | Major, you change my life more than I ever know. Thank you. Thank you for everything. |
ギルベルトがヴァイオレットに向かって叫ぶシーン | 「ヴァイオレット!」「ヴァイオレット〜〜!!」 | 「ヴァイオレット、待てくれ!」「ヴァイオレット、戻って来てくれ!」 | Violet, wait! Violet, come back! |
解説と考察(読まなくてもいいよ!)
・海への讃歌、日本語版より主語が入ることでより具体的になっている印象を受けました。
・大佐の名台詞、「麻袋に〜」がまさかの「スーツケース〜」に!!??無駄におしゃれな雰囲気が漂いながらも、日本語版にはない台詞、「(そしたらお前も)自分でやらかしたこのゴタゴタを 解決できるだろ。」が入ることで、ギルベルトをヴァイオレットの前に突き出すだけでなく、どうしてほしいのか、具体的な内容になってますね。
・日本語版では「ありがとうございました」がひたすら繰り返される、ヴァイオレットからの手紙のシーン、英語版では「ギルベルトがヴァイオレットの人生を変えてくれた」ことへの感謝が入っています。きゃあ〜〜〜!!!
・英語吹き替え、問題が一つあります。英語版って「愛してる(ということ)=名詞」「あなたを愛してます=告白」の両方とも"I love you" で訳しているので、どちらかわからないことがあるんです。
例えば表中の(注1)、この台詞、二通りの解釈ができます。
その1→ヴァイオレットが少佐に告白している、つまりI love youのyouは少佐個人。
その2→一般論として「愛してる」を伝えたいと言っている。つまりyouは特定の個人ではない。
ただ、私個人は「少佐への直球告白の説」を支持します!!!!なぜなら、直前の文Hearing you〜のyouは「少佐」のことを表しているので、文法的には、そのままyouは少佐個人を表していることになるからです。これが一般論として「愛してる (ということ)を皆に伝えたい」だと、I want to tell "I love you", というように、tell you のyouが抜けて”I love you”全体が名詞扱いになるはずだからです。きゃあ〜〜〜!!!!!
・日本語版でも話題になった、ギルベルトの「ヴァイオレットおおおおお〜〜〜!!!!」のシーン。英語版だと、「待てっくれ!」「戻ってきてくれ!!」と命令形のお願いが追加されてます。ギルベルトからの最後の「命令」、これならヴァイオレットも従って海にドボンしてでも戻りますわ…きゃあ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
まとめ
全体としてはほぼ直訳に近かったですが、やはり最後のギルベルトと大佐の再会シーン、ヴァイオレットの手紙は違いが多くて驚きました。英語版だと、ヴァイオレットも少佐も、はっきり・情熱的に伝えてることが多いですね!皆さんもぜひ、聞き比べてみてください!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
感想、今後読みたい記事等、よかったら教えてください。今後のどんな記事を書くかの参考にするため、いいなと思ったら、下の星をぽちっとしていただけると助かります。
初投稿 "自己紹介"
自己紹介
はじめまして、紗月(さつき)です。海外一人旅が趣味です。
海外デビューは大学生の時、それ以来14カ国を訪れました。イギリスに1年間住んでいた時、ヨーロッパの国を巡ったりしていました。全て一人で手配して、現地の友人に会ったりしました。ヴァイオレット・エヴァーガーデンというアニメが大好きで、聖地巡りもしています。
海外一人旅のススメ
私は旅をする時、常に一人&個人手配です。アニメや映画、本の"聖地"を巡ることが好きなので、パックツアーが利用できず、今の形に落ち着きました。
女一人で旅をするのは決して楽ではありませんが、その分唯一無二の旅行計画を自由に組むことができます。「一人で旅してみたいけど、勇気がでない」「ユニークな旅してみたい」「アニメの聖地に行きたい」、という声を沢山聞きましたし、私もその一人です。ビビりのチキンなので毎回心臓バクバクですが、海外一人旅、楽しいですよ。
そんな方々の背中を少しでも押せたら、と思ってこの旅ブログを始めることにしました。
元々noteで旅行記をつけていましたが、noteはより個人的or細かいエピソードに特化しようと思ってます。こちらでは、海外旅行にアニメや映画、アートを絡めて旅行記や知っ得情報をシェアする予定です。また、特にヴァイオレット・エヴァーガーデンのファンとして、聖地巡りだけでなく、アニメの解説もしていこうと思います。
旅好きな方、趣味が少しでも合う方、ちょっと変わった旅模様が気になる方、どうぞよろしくお願いします!
好きなもの
- アニメ(特にヴァイオレット・エヴァーガーデン、羅小黒戦記、さよならの朝に約束の花をかざろう)
- ヴァイオレット・エヴァーガーデン、ハリーポッター、ディズニーの聖地巡りをしたので記事にする予定です。
- 映画鑑賞
- カメラ(Nikon愛用)
- 美術館巡り、博物館巡り(美術展レポも随時載せます)
- 読書(洋書とラノベ)
- 世界遺産(世界遺産検定二級持ってます)
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