【ヴァイオレット・エヴァーガーデン聖地巡礼 】外伝モデル、ドイツ・コッヘム聖地まとめ&旅行記
はじめに
2022年4月にヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝の聖地、ドイツのコッヘム(Germany, Cochem)に行ってきました。
「モデルになった場所は具体的にどこ?」
「どうやって市内を巡るの?」
という疑問に、全て個人手配で旅した私の視点でお答えします!これを読めば、一人で、ツアーを使わなくても巡れるように書きました!
目次
・この記事は外伝のネタバレだらけです!自己責任でお読みください!
・著作権の問題から、一部公式が発表しているものを除き、アニメの画像自体の引用や利用は行いません。シーンの説明を記載することで対応しています。見辛いかと思いますがご理解ください!
コッヘムへの行き方
出発はコブレンツから
前日は、交通のアクセスがよい, ドイツのコブレンツ(Koblenz)という街に宿を取ったのでそこから出発です(別記事で、日本から行く際のモデルプラン、コブレンツはどんな街なのかも載せる予定です!)コブレンツ中央駅(Koblenz Haupybahnhof/ Koblenz Hbf)からコッヘムまでは直通電車で約一時間、ひたすらモーゼル川沿いの景色を眺めながら行きます。
電車の乗り方
ドイツでは基本的に改札がないので、あらかじめ切符を買っておく必要があります。車掌さんが来た時に確認してもらう、日本の新幹線みたいなスタイルです。私はドイツ内の聖地を巡るため、Eurail というヨーロッパ周遊用のチケットで「一ヶ国乗り放題用(今回はドイツ内周遊用)」をオンラインで購入していました。
ユーレイル公式サイト↓
ユーレイルパス | ヨーロッパの人気レイルパス | Eurail.com
コッヘム駅
コッヘム駅は、コッヘム中心地街の近くにある小さな駅。歩いてすぐに中心地があります。そしてこの中心地、外伝でテイラーとベネディクトが一緒に郵便配達をした街並みのモデルになっています。
駅から少し歩いてモーゼル川沿いを散歩。のどかでリラックスできます。コッヘム城もバッチリ見えます!
動画はinstagramの方でご確認ください
景色としては以下のピンあたりのモーゼル川沿いです。
では中心街に戻って、聖地を巡ってみます
テイラーとベネディクトが配達した場所のモデル、中心街
中心街にはかわいらしい家が立ち並び、路地同士が入り組んでいておとぎの国みたいです。
Branntweingässchen
こちら、Branntweingässchenというあたりにあります。建物は外伝そのままでしたが、外伝では壁から壁へ洗濯物が干されていました。このような風習はドイツではなく、スペインやイタリアなど地中海沿いの国が多いです。ライデンは色んな文化が入り混じった国、という設定というのを資料集で拝見したことがあるので、敢えて色んな文化圏の要素をミックスさせているのかな、と思いました。
Alte Gutsschänke
こちらはガストロパブ(ガッツリ食事もできるパブ)ですね。テイラーが階段を登っている姿が見えて来そうです。
Boutique Hotel Lohspeicher Garni
こちらはBoutique Hotel Lohspeicher Garniというホテルが面している小さな道で撮りました。植物の感じなどが外伝とは少し違いますが、建物の感じはそっくりです。
その他街の様子
路地から路地へ渡り歩いていると、あまりにも外伝の風景にそっくりで今にもテイラーとベネディクトが出て来そうな気がします。
突然目の前に階段が見えて来ました!ベネディクトとが階段を下るシーンのモデルなのか…?外伝の当該シーンでは奥にカラフルな建物が見えましたが、こちらはそんなことないので、確証が持てません…。でもここ以外で中心街で階段見かけませんでした。
そして坂道を登っていくと…
コッヘム城が見えて来ました!
女学校の外観モデル、コッヘム城
コッヘム城、別名ライヒスブルグ城は、外伝の女学校のモデルになりました。先ほどの中心地の隣にある、丘の上に建っています。中心地から15分程度の上り坂ですが、美しい景色を眺めているとあっという間です。(ちなみに、女学校の内装のモデルはドイツのマンハイム城です)
コッヘム城無料エリア
こちらがコッヘム城の入り口!ヴァイオレットが女学校を訪れる外伝の冒頭のシーンそのままですね!
この門を入ってすぐにガーゴイルとモーゼル川を見渡せるエリアがあります。
ガーゴイルも冒頭のシーンで出て来ましたね。このエリアとその向かいにある土産物店しか、無料で入れません。ここより先、コッヘム城内部は、有料ガイドツアーを使う必要があります!!!
コッヘム城内部ツアー
ツアーは英語とドイツ語があり、時間によって違います。2022年11月現在では、1人7ユーロで約40 分のツアーです。基本的には30分は余裕を持ち、早めに到着してツアーに申し込みましょう。土産物店の中で申し込めます。
(公式サイト)
https://reichsburg-cochem.de/guided-tours/?lang=en
私が行ったときは朝イチのツアーにしました。なんとなくゲートの前でちらほら集まり出す感じです。ただしここで問題が…
英語のツアーのはずなのに、ガイドさんがドイツ語で話し出しました。
「おいおい、別のツアーか!?」と思ってガイドの人に話しかけたら、ツアー直前に、周りの人に「皆どこからきたの〜〜??あれ、この辺?あ、みんなドイツ人ね!じゃ英語ツアーの時間だけどドイツ語にしよっか」って会話がドイツ語であったみたいで、ドイツ語わからない私は気づかなかった??らしい。「私は日本人だから英語でやってくれ!!」と主張して、無事ドイツ語のあとに英語でも私一人のために説明してくれることに。日本語のガイド(紙一枚で各部屋の説明書かれてる)ももらいました。なので、最悪英語がわからなくても、どうにかなります!!
ガイドさんは英語通じるので、おかしいと思ったら躊躇わず主張しましょう(笑)!!
以下内部の貴重な写真です↓
全体として、コッヘム城の外観は外伝のモデルそのままでしたが、内部は似ていない(モデルになっていない)と感じました。でも、ツアー自体がとても楽しいので絶対に参加するべきです!
次々に場所を移動するので、シャッターチャンスをお見逃しなく!
冒頭シーンの風景モデル、リフトからの眺め
こちらの風景は、Pinnerkreuzという展望台からの景色。中心街から少しだけ10分ほど歩いたところにあるリフトに乗って行きます。スキー場のリフトみたいな感じです。
動画ver.はこちらからどうぞ↓
で、こちら、問題なのが…険しい道?を歩くこと!こんな感じで狭くて崖に面した道をえっちらおっちら登っていきます。
そして見えてくるのがこちらの十字架!こちらが展望台Pinnerkreuzです!
絶景です!が足元があまりに急で狭くて、とても怖かったです(笑)
動画で展望台からの眺めを撮りました
展望台の地図はこちら↓
リフトの公式サイトはこちらから↓
https://www.cochemer-sesselbahn.de/index.php/chair-lift
おまけ ~ランチ~
ランチは中心街近くで偶然見つけたドイツ料理レストラン、Gaststätte Nossでお昼をとりました。ご飯も比較的リーズナブルで接客も良かったです。大きめなので席数に余裕があります。おすすめです。
まとめ
コッヘムは、全体的にゆったりしていて、観光客もそこまで多くなく、街並みも美しくユニークで、聖地関係なく一度は訪れてほしいと思える街でした。主要都市から少し遠いですが、モーゼル川沿いの景色を楽しめる鉄道で、ぜひ行ってみてください。Googleストリートビューではカバーされていない箇所も多く、訪れたからこそわかる魅力も沢山あります!
ファン視点からすると、景色や建物の外観は外伝に出てくるの建物そのままですが、インテリアや文化等は完全なコピーではなく、意図的に様々な地域のハイブリッドにしてるという印象を受けました。ヴァイオレット・エヴァーガーデンの聖地は、全体的にそのようなところが多い気がします。
このあと、夕方の電車でコッヘム→コブレンツ→フランクフルトへ移動しました。約4時間の旅。
で、翌日からはフランクフルトを拠点に女学校のダンスシーンのモデル、マンハイム宮殿に行きました。そのときのレポはこちらからどうぞ↓
ガルダリクのモデル、ハイデルベルクに行ったときのレポはこちら↓
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!少しでも皆さんの参考になれば幸いです。現在記事のニーズを調査中なので、もしよいと思ったら↓で星つけてくださると助かります。ご感想もお待ちしています。